数年ぶりにノートパソコンを買い替えようと思っています。
SSDの登場が随分前なのは知っていますが、高価だったので、私が自前で持っているパソコンは全てHDD。でも、さすがにそろそろSSDも検討しようかな…
というか、SSDとHDDの違いってなんだっけ?(´Д`)?
データ保存をするための記憶装置、SSD・HDD
いまいちよく分かっていないので、調べてみました。
素人調べなので、参考程度に。また、少しずつ進化というか変わることもあるようなので、これは2022年時点のお話ということで。
SSD | HDD | |
---|---|---|
正式名称 | Solid State Drive | Hard Disk Drive |
特徴 | 半導体素子メモリを使った記憶媒体 | 機械駆動式で、プログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶媒体 |
メリット |
・衝撃に強い ・読み書きの速度が速い →起動ドライブに使うとパソコンの起動時間が短くなる。 ・発熱が少ない ・消費電力が少ない→バッテリーの持ちがよい ・作動音がない ・HDDよりサイズが小さく、軽い |
・保存できるデータ量が大きい ・容量あたりの単価が安い |
デメリット |
・容量が少ない ・容量あたりの単価が高い ・寿命がある |
・衝撃に弱い ・消費電力が比較的大きい |
HDDは壊れやすい?
外付けHDDが壊れたことあります。ある日突然?使えなくなった。
HDDのパソコンも壊れたことあります。。(幸いほとんど使わなくなっていたものでしたが)
以降、データは複数の外付けHDDに保管するようにしています。
でもなんで壊れたのかな?
HDDは、プラッタと呼ばれるデータを記録する磁性体が塗られた円盤が複数入っていて、磁気ヘッドで書き込み、読み出しをする仕組み。プラッタは高速回転しているので、稼働中に衝撃を与えると、プラッタとヘッドが接触することがあって、破損やデータ損失してしまうことがあるらしい。
なお、このような構造なので、使用中でなくても衝撃には弱いです。
磁気ヘッドとプラッタが接触するとプラッタの表面に薄くコーティングされている磁性体が傷付き、その一部が剥がれ落ちて、いわゆる「不良セクタ」と呼ばれる状態となる。しかも、この破損した箇所にアクセスするたびに、磁気ヘッドにもダメージが加わり、さらに破損が進行していくことがある。
その結果、HDDにアクセスできなくなってしまうことがある、ということのようです。
物理的ダメージに弱いから、使い方によっては壊れやすいということなんですね。
HDDは不良セクタが増えていないか定期的にチェックして、増えてくるようなら、壊れる前に新しいストレージへの移行を考えた方がよさそうです。
とはいえ、私、HDDのノートパソコン一択でやってきたけど、運が良かったのか、そんなに短期間で壊れたことはないですけどね (もちろん、昔のHDDと今のは若干違うようではありますが)。
SSDには寿命がある
SSDに用いられるフラッシュメモリのデータを記録するセル (細かく区切られた領域) は、徐々に劣化します。これは、セルへの書き込み動作が、フラッシュメモリ内の絶縁体を劣化させるため。
一般的に使われているNAND型フラッシュメモリのセルは、書き込みができる上限が決まっています。記録方式によって違いがあって、通常型のSLC方式なら10万回近くの書き込みに耐えるそうです (他にMLC/TLC/QLCというのがあるらしい。QLC方式が一番寿命が短い)。ただ、SLC方式はとんでもなく高いから、MLCかTLC方式が主流らしいです (タブン)。
それから、SSDは、壊れる時は前兆もなく突然壊れるらしい。
ということで、メリットてんこ盛りに見えるSSDですが、
大量のデータを頻繁に書き換える場合は、HDDの方がよいかもしれません。
とはいえ、極端な使い方をしなければ、ものによりますが、平均的な耐用年数は5-10年みたいでしたので、あまり気にしなくても良いのかもしれませんが。
ちなみに、寿命とは関係ありませんが、フラッシュメモリが使われているSDカードやUSBメモリは、長期間放置していると、自然放電してデータが消えてしまうこともあるようです。データ保管には向かないのですね。
メリットもデメリットもあってどちらかに絞れない (。´Д⊂)
ノートパソコンだと、SSDが良さそうですが、たくさんデータを保存したい場合はHDDがいい…。
私は大量のデータも保存したいんですよね。。いいとこ取りするには併用がいいのかな。。
ロジテックさんのサイトに、こんな説明がありました。
日々立ち上げるOSやゲームなどのアプリはSSDに、写真や音楽・映像などのデータはHDDに保存すると、パソコンや頻繁に使うアプリの起動速度を向上させながら、多くのデータを保存することが可能です。またHDDを併用することで、SSD単体で同じ容量のストレージを構築するより価格を抑えることができます。SSDへのデータ書き込み頻度も減らせるため、SSDの寿命を延ばすことにもつながります。
SSDはシステム用(OSをメインで保存する)ドライブとして使用し、データ用のHDDに初期化用のバックアップイメージを保存すれば、万一SSDのシステム上にトラブルが発生しても短時間でリカバリー作業を行えることもメリットの一つです。
なるほど!
価格と速さを重視したら、バランスよく取り入れることができそうですね。
確かに既存の商品もそんな構成が多いような気がする。
次に買うパソコンは、併用パターンにしてみようかな…。
いずれにしてもこまめにバックアップをとりましょう
SSDもHDDも消耗品であることは変わりありません。
どのくらい長持ちするかは、使い方や商品によるかとは思いますが…。
いずれにしても、突然壊れても大丈夫なように、大事なデータはまめにバックアップをとっておくと安心ですね。
私も大容量の外付けHDDを購入して、たまにバックアップを取るようにしています。
(本当は都度やった方が良いのでしょうけれども)
というわけで、今回はSSDとHDDの話。
結論は、大量のデータを扱うなら、併用が良さそう!という話でした。
では今回はこのへんで。ヽ(*´∀`)