私が無印iPad第6世代を購入したのは、5年前の2019年でした。
先日ついにiOSの最新バージョンの適応から外れてしまいました。
ああ、、もう古いんだな、これ。と改めて実感。(第10世代発売から2年経過しているから当たり前ですが…)
容量32GBで結構しんどいからそのうち買い換えるかなぁ…。
買い換える時、これって売れるのかなぁ…。
それでふと思ったこと。メイン機として使っていた期間は短いけど、最初の頃はゲームしながら充電しまくっていたりとかして結構負荷かけて使ってたんだよな…。ここ数年はそんな使い方していないけど、これ バッテリーは大丈夫なんだろうか。
【2019年】2018年発売の iPad 第6世代 とそのケースを買った話。 - そんな日もあるさ
iPadはバッテリーの最大容量を自分で確認できない
iPhoneや、一部の最新のiPadはバッテリーの最大容量を本体で確認することができますが、私が持っている古いiPad系は自分で確認することができません。
Apple でバッテリー最大容量を調べてもらう
調べてもらうといっても、お店に行く必要はありません。Apple公式ページのお問合せからバッテリーの最大容量を調べてもらうことが出来るので、お問い合わせしてみることにしました。
サインインして調べてもらいたいデバイスを選択する
複数台依頼したい場合も、とりあえず一台選びます。
「もっと見る」を選択する
「バッテリーの駆動時間」を選択する
「続ける」を選択する
チャットでバッテリー最大容量の確認を依頼する
お問い合わせの画面から、チャットを選択します。
チャットが可能なのは9時から21時までとなっています(2024年11月現在)。もしチャットの画面がない場合は、改めて早めの時間にアクセスしてみるのがよいかと思われます。
しばらく待つと、チャットでの会話が始まります。
バッテリー最大容量の確認をしたい旨を伝えると調べていただくことができます。
遠隔操作で調べてもらうので、画面を操作できる状態にしておきます (言われた通りに操作するだけ)。
やり方については丁寧に教えていただけるので、心配はいりません。
診断中。そっと見守ります…。
複数台の確認もOK
ちなみに、順番に複数台の確認もやっていただけるとのことでした。ということで、今回3台チェックしていただきました。
なお、追加でお願いするときは、シリアル番号が必要です。シリアル番号は、設定>一般>情報から確認できます。
結果
結果は…
iPad 第6世代のバッテリーは寿命を迎えつつあった…
今回調べて頂いたのは以下3台。
- iPad 第6世代 (2018年発売、2019年購入)
- iPad mini 第5世代 (2019年発売、2019年購入)
- iPad mini 第6世代 (2021年発売、2021年購入)
寿命は…
ということで、、
- iPad 第6世代 (2018年発売、2019年購入)→63%
- iPad mini 第5世代 (2019年発売、2019年購入)→90%
- iPad mini 第6世代 (2021年発売、2021年購入)→90%
あれ…
60%台とは…(゜-゜) 想像以上に減ってる。
確かにバッテリーの消耗具合は激しいなと思っていましたが、ここまで低下しているとは思っていませんでした。うーん、iOSのアップデートからも外れてしまったし、これは売り時が悩ましくなってきた…。。笑
逆に、結構使っている(というか充電しながらゲームしたりとまあまあ劣悪な環境においていた)自覚のあったiPad mini 5があまり減っていなくて、そちらが驚きでした。調べてみないと分からないものですね。
Apple にお問い合わせ以外で調べる方法
本体の中のどこかにデータが隠れてるんじゃないかなあと思っていたら、こちらのサイトで確認の仕方を紹介くださっていました。
iPadでのバッテリー実効容量を調べる - iPhoneで言うところのバッテリーヘルスを確認する - Technically Impossible
iPad等の中に保存されているログから確認することができるのですね。
実際に調べてみることにしました。
今回の対象は、数日前にAppleで調べて頂いて、バッテリー最大容量が90%と言われた iPad mini 6 です。
「プライバシーとセキュリティ」を選択
「解析と改善」の「iPad解析を共有」をオンにする
オフにしていた方は、データがないので、オンにした後1日くらい置いておきます。ちなみに、今回はオフにしていたので、深夜オンにしてみたところ翌日午前中にデータができていました。
「解析データ」を選択する
「解析データ」を開き、以下のようなファイルを探します。
今回はデータゼロのところに新たに作ったので、該当データは一個しかありませんでしたが、複数ある場合は、一番日付が新しいものを選択します。
中身はこんな感じ。ズラーっと文字の羅列が続きます。
データを確認する
試しにコピーしてWordに貼り付けてみました。まあ読むのは無理。( ゚∀゚)
※今回はWordを使いましたが、iPadアプリのメモなど、検索機能が付いているものなら何でも良いかと思います。重複箇所が発生していたので、私が間違えて何個もペーストしてしまったか、相性が悪かったのか…まあ、とりあえず欲しいデータはあったのでヨシとします。
キーワード検索で中身を確認します。
・last_value_MaximumCapacityPercent・・・バッテリー最大容量(%)
・last_value_CycleCount・・・フル充電した回数
・last_value_NominalChargeCapacity・・・公称バッテリー残量(mAh)
・last_value_MaximumFCC・・・設計上の初期容量(mAh)
・last_value_AppleRawMaxCapacity・・・実測バッテリー残量(mAh)
検索かけて一部抜粋したものがこちら。
バッテリー最大容量は85%、フル充電した回数は941回のようでした。
つい数日前にApple公式チャットで確認してもらった時は90%だったので、5%の差。流石に余程のことがない限り、急に5%も低下することはないと思うので、多少の誤差はあるのかもしれませんが、大体の目安は分かりますね。(Apple側で確認しているデータとこれが元は同じなのかどうか分かりませんが…)
Appleによると、iPadの場合、フル充電サイクルを1000回繰り返した時に、本体の容量の80%を維持できるように設計しているそうです。
バッテリー - サービスとリサイクル - Apple(日本)
ということは、そろそろ1000 回の充電回数が見えてきていますが、80%まではまだ時間がかかりそうなので、まあまあいい感じで使えているのかもしれません。
一応まだ問題はなさそうですが、とはいえ、以前と比べるとバッテリー少しヘタってきたかなーとは思うので、大事に使っていきたいと思います。まだまだ現役で使うつもりなので。| ᐕ)و⁾⁾
バッテリーを長く使うために
便利なデバイスほどたくさん使うことになりますが、だからこそ長く使いたい…
バッテリーを長く使うためのヒントがこちらの公式サイトに掲載されていたので、リンクを貼らせていただきます。
バッテリー - パフォーマンスを最大化する - Apple(日本)
バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限に延ばすヒントの概要は以下の通り。
・設定を最適化する。
・低電力モードを有効にする。
・バッテリーの状態が自動で管理されるようにする。
・極端な周囲温度を避ける。
・充電中は特定の種類のケースを取り外す。
・長期保管する時は、50%充電してからとする。
経年劣化は仕方ないとして、普段の使い方を少し工夫することで長持ちするならそれにこしたことはないですよね。なかなか難しいこともあるかもしれませんが、できることはやっておきたいところです。
ということで、バッテリーの最大容量を確認した話でした。
今回はこのへんで。ヽ(*´∀`)