非常用簡易トイレ
非常時用のトイレ用に凝固剤とかいろいろ購入しました。
それはいいのですが、毎回トイレじゃないところでしゃがんで使うの大変だよなあ…
と漠然と思っていました。
便器が壊れていないなら、水を流すことができなくても、
便器を簡易トイレとして活用することができます。
一方で、便器を使うのが難しい場合、もしくは使いたくないときは、
便器に代わる箱などを用意しておくと、楽かもしれません。
今回はそんな非常用トイレの話。
既存のトイレを使う場合 (下水が使用できない時)
便器は無事だけど水を流すことができない時はコレ。
(ちなみに、水道が使えても、下水が使えなかったら水流しちゃダメ)
1. 便座をあげて、45Lのゴミ袋をセットする。便器にたまっている水はそのまま。
(下水からのにおい防止のため、水は必ず残しておく)
養生テープがある場合は、テープでゴミ袋を固定する。
2. 便座を下げる。
3. 別のゴミ袋 (尿や便を入れるもの) をセットする。
※ 自宅の場合は、3の袋も便座の下にセッティングでもOK。不特定多数の方が使う場合等は、感染予防などのために、3の袋はイラストのように便座の上にセッティングする。
4. 尿などを吸収させるものとして新聞紙や紙オムツなどを使う場合は、使用前にセッティング。市販の凝固剤などを使う場合は、記載されている使い方に合わせて使う (事前にセッティングするものもあるし、使用後にふりかけることも)。
5. 排尿・排便後、3のゴミ袋だけ取り出して、しっかり口をしばる。
6. 5は汚物用のゴミ袋にまとめておく。汚物ゴミは市町村の決まりに従って出すこと。
汚物用のゴミ袋は、消臭剤を使ったり、消臭タイプの袋を使用するのがおすすめ。
可能なら、家の外に蓋つきポリバケツ、もしくは、段ボールに二重のゴミ袋を敷いた入れ物を用意する。そこに汚物ゴミをまとめておき、屋外でゴミが収集されるまで保管しておく。
便の時は毎回3の袋を交換。
尿の時は、複数回使ってから捨てることも検討するなど、
限られた物品が足らなくならないように工夫が必要かもしれません。
排泄後に手を綺麗にするウェットティッシュなんかあると重宝しそうです。
既存のトイレを使うことが難しい時
自宅のトイレの便器等が使えるとは限りません。
そんな時は段ボールなどで便器の代わりになるものを作ってしまうのもアリ。
最近では、ポータブルトイレとして使うことができるものが、
比較的お手軽価格で買えるようになっています。
今回は、普段は物入れとしても使える、椅子としても使える、
折りたたみ式簡易トイレを買ってみました。
Dajieさんの簡易トイレ
購入の決め手
- シンプルな外観、簡易椅子として使うことができる
- 組み立てが簡単
- 薄く折りたたむことが出来る (約6cm)
- 便座部が広い
サイズは2展開あったのですが、大は小を兼ねるってことで、Lサイズを選択。
普段使っているトイレに近い感覚の大きさで、ちょうどよかったです。
(これ、通販で購入したのですが、自分の想像より大きな箱で届きました。
普通の宅配ボックスには入らないのではないかと思います…。)
普段は薄く折りたたんで収納することも出来るし、
組み立ておくと、椅子として使うこともできるし、収納ボックスとして使うこともできます。
何を入れてもいいけれど、トイレ関係のものを入れておくとちょうど良さそうです。
私はこんな感じで、組み立てて、トイレセットなどを入れています。
他のものも入れちゃっていますが。
蓋をして椅子として部屋に置いていますが、あまり違和感はありません。
クッションがほどよく効いていて座りやすくて、
実は簡易トイレだなんて、多分多くの方が気が付かないと思います。
(さすがに高そうな椅子には見えません)
※ 私が購入した頃、便座の口が大きくなった改良版が現在こちらのクラウドファンディングサイトで販売されていました。2022年12月に終了しているようですが、そのうち市場に出てくるのではないかと期待しています。(*'▽')
最後に
ということで、簡易トイレのお話でした。
色々なタイプの簡易トイレが販売されているから、
いろいろ探してみると面白いかもしれません🙂
それでは今回はこのへんで。ヽ(*´∀`)
参考
これはすごい! 水を使わないトイレの作り方 災害で断水状態になった時に備える|ベネッセ教育情報サイト