今回は、和歌山県産の「うすいえんどう (うすい豆)」を入手したので、
豆ごはんを炊くことにしました。
うすいえんどう (うすい豆) とは
さやを取って、中の実を食べる「実えんどう」の一種。
明治時代にアメリカから入ってきた、えんどうの品種を、大阪府羽曳野市碓井で栽培されたのが始まりだそうです。
栽培に適した和歌山で品種改良を重ねて現在に至る。
収穫時期は春で、4月下旬~5月下旬が旬。
実えんどうというと、グリーンピースが有名ですが、
グリーンピースより青臭さがなくて、
炊くとホクホクしていて、グリーンピースよりちょっとかたくて甘い。
おいしい豆は?
さやが緑でふっくらしているものが美味しい。
白っぽいものは風味が落ちているらしい。
…けど、一つにパックに混ざってることもありますよね。(;´Д`)
保存方法
鮮度が命。
乾燥に弱いので、購入したら、さやのままビニール袋などにいれておく。
冷蔵庫の野菜室にいれて、2-3日中 に使う。
長期保存したい時は、
さやをむいて、かために塩茹でして冷凍する。
豆ごはんを炊く
今回は、
先に豆を下茹でして、昆布を加えて炊く方法でやってみます。
豆を最初から炊飯器にいれて米と一緒に炊く方法や、
さやも一緒に炊き込む方法、
昆布なしでシンプルに味をつける方法などもあります。
材料
白米 2合
うすい豆 実の状態で70-100gくらい
塩 小さじ1~1.5弱
酒 大さじ1~1.5
昆布 5㎝角くらい
※ 以下の写真に時々4合で作った時の写真が登場しますが、
文章部分は2合用です。
1、米を研いで浸水させる
最初に米を研いで水につけておく。
2、鍋に2カップの湯を沸かし始める
3、うすいえんどうの実をさやから取り出す
しっかり水洗いする。
4、豆を煮る
さきほど沸かした湯に、塩小さじ1~1.5弱 を加え、豆を投入。
※ 塩加減は好みで調整。
5分くらい茹でる。▲ フライパンで茹でております。
5、豆を冷ます
5分たったら火をとめて、暫くそのまま冷ます。
しばらくしたら、煮汁は捨てず、豆だけ水に移す。
※写真の豆は4合用の時のもの
豆がシワシワにならない方法として、
すぐに冷水にとって、しばらくそのままつけておく、
っていうのがあったのですが、、
頑張ってやってみたけど、一部しわくちゃになっちゃいました ▼ (´・_・`)
何かコツがあるのかな…( ノД`)
ということで、少し時間かかるけど、私は上記のやり方でしわくちゃを回避しました。
でも、シワシワでもいい気もする…(笑)
6、豆の煮汁に酒を加える
豆を取り出したあと、煮汁に酒大さじ1~1.5を加える。
7、米を炊く
浸水用の水を捨て、6の酒を加えた煮汁を米に加える。
足りない分は水をいれ、昆布 4-5cm角をのせて米を炊く。
▲ 私は好物の羅臼昆布をたっぷり投入して炊きました。
最初に豆を茹でずに、炊飯器で一緒に炊き込む場合は、こうなりますね。
8、炊きあがる10分くらい前に豆を加える
※写真は4合用の時のもの
フタを開けるときに、蒸気で火傷しないように注意。
*10分前に豆を炊飯器に投入する件について*
豆をがっつり茹でて、既にホクホクになっていたら、
炊きあがってから混ぜるのでもいいと思います。
ホクホク感と、豆の色合い的に、
個人的にこの時間加減が気に入っているので、こうしているだけです。(*´з`)
9、炊きあがり
炊きあがったら、昆布を取り出して、
やさしく混ぜて、、
できあがり。
豆と昆布のいい香り。豆もホクホクでおいしいです °˖✧
最後に
うすいえんどうは、春から初夏にしか出回っていなくて、
まさに今が旬。
まだ今シーズン食べていない方、是非うすいえんどうの豆ごはんを!(*´▽`*)
豆ごはんに関しては、いろいろなレシピがあると思いますので、
作ったことがない方は、
お気に入りのレシピにめぐりあえるといいですね。