我が家には存在を忘れられた缶詰が多数転がっていたりします…。
缶詰って永遠に放置していても大丈夫と思っていました。
でも違いました…。
ある日の夜の出来事

台所から明らかに大きな音がしました。聞き慣れない乾いた破裂音。
でもパッと見何も変わったところはなく…変な臭いがするわけでもなく、何の音かも分からなかったので、気持ち悪いなと思いつつ、その日は…寝てしまい、次の日も変化に気づくことなく、この出来事をすっかり忘れてしまっていました。

翌々日、朝ごはんの支度をしていたら、置いていた紙袋の後ろから、なんか茶色っぽい液体が…。
なんか汁出るような物置いてたっけ…?
と思いつつ紙袋の後ろを見てみると…

破裂音の正体はコレでした。勢いよくフタが開いた音だったのです。
そして紙袋の後ろから流れてきていた液体…
放置していたミカンの缶詰の蓋が開いて倒れていて、そこから汁がこぼれていたのです…。

みかんはなんか茶色っぽく変色してて、汁も変な色…。
ていうか、、クサッ!😱
腐っていました。
みかんの缶詰はChatGPTに描いてもらいました。ただ、どんなに頑張っても変なとこに蓋を描かれるのでちょっとだけ手直ししてます。
🔰 以下、素人のまとめなのでご参考程度まで。
間違いがあったらご指摘頂けると嬉しいです。
なぜこんなことになったのか
果物の缶詰が破裂することって、実はときどきあるようです。
まず缶詰の特徴から。
果実の缶詰の素材
缶詰の素材は、その中身によって、最適なものが選ばれています。
例えば、鯖缶やツナ缶などは、TFS(クロム系の被膜処理をした鋼板)やアルミニウムが使われていることが多いそうです。なお、内面はコーティングされていて、金属と中身は触れない構造になっています。
TFSとは…参考:JFEスチール|製品紹介|ぶりき・ティンフリースチール|ティンフリースチール(TFS)
一方で、ミカンの缶詰など、果物の缶詰は、ブリキ缶(鉄板にスズメッキを施したもの、スズめっき鋼版)が使われることが多いそうです。
ブリキ缶が使われる理由は以下の通り
果実缶詰や一部の野菜缶詰は、国際的に缶内面を塗装していないブリキ缶(スチールにスズメッキをしたもの)が使われています。その理由は、缶詰を貯蔵している間に、果実や野菜に含まれている空気により微量のスズが溶け出ることによって、内容物の色や香りなどの品質が変化するのを防ぐことができるためです。
溶け出た微量のスズは、人体に蓄積しないで、排泄されてしまうことがわかっています。このようにスズは食品衛生上安全であることから、世界中で伝統的にこれらの缶詰には内面に塗装を施していないブリキ缶が使われてきているわけです。
缶詰に含まれるスズは、水に溶けない分子量の大きい塩類として存在しており、体内でほとんど吸収されずにそのまま排泄されることが明らかにされています。また、酸素が無い状態では主鋼板(鉄)よりも酸化されやすいので、主鋼板(鉄)の溶解による内容物の劣化や缶の腐食による缶寿命の低下を防止しています。
ブリキ缶は膨張することがある?
ブリキ缶はスズで覆われていますが、経年劣化などで鉄が露出すると、果実の酸と鉄が化学反応を起こして水素を発生します。
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この水素ガスが缶詰の膨張の原因となります。
賞味期限が過ぎるととスズの溶出が多くなり缶胴の鉄面が露出することがあります。その鉄と果実の酸が反応して水素を発生させ、缶詰が膨張するのです。
一方で、魚や肉の缶詰は酸性のものは少ないので、ブリキ缶と比べると、化学反応による水素発生のリスクは少ないようです (ないわけではない)。
ちなみに、開封した果実缶は、空気に触れることでスズが溶けやすくなるそうです。
中身が残った時は、必ず他の容器に移して保管しましょう!
今回の状況を整理してみる
あまりに臭くて ( ノД`)、さっさと処理してしまって現物が残っていないのですが…
今回こんなことになってしまったみかんの缶詰はこんな感じのものでした。
- 賞味期限が切れて数年経過したみかんの缶詰
- 缶詰はちょっと錆びていた
- 廃棄しようと思って台所に置いていたものの処理が面倒くさくて放置していた
少し前に見た時には膨張はしていなかったと思うのですが、直前には膨張していたのかもしれません。いずれにしても、かなり古い缶詰で、水素が発生する素地は十分あったと思われます。
ということで、今回は、古い果物缶で水素が発生して、圧力でフタが弾けてしまった ということだったのかなと思います。

ちなみに、発見時 中身は腐っていたのですが、破裂した段階で既にこうだったのか、真夏で開封後一日経過してしまったためなのかは分かりませんが…多分膨張して腐って、真夏日の環境下で腐敗が進んだと考えるのが妥当なのでしょうね…
まあどちらにしても、膨張してしまうような状態なら食べられたものではないし (絶対に食べてはいけません)、早く処分すべきでした…(゜-゜)
膨張した缶詰の処分方法
早く食べてしまうか、大幅に賞味期限を過ぎてしまう前に処分すべきだったのですが、うっかり放置して膨張した缶詰を発見してしまうこともあるかもしれません…🥫
そんな時の処分方法については、以下が参考になるかもしれないので、引用させていただきます。
膨張した缶詰の処分方法ですが、普通に開缶すると内容物が噴出しますので、水を張ったバケツ内で穴を開けてから行ってください。
膨脹した缶詰の廃棄方法
膨脹した缶詰は、そのままにしておきますとガス(水素)により缶内の圧力が高まりやがて破裂します。こうなりますと、思わぬけがをしたり、保管場所を傷つけたり汚したりすることとなりますので、見つけたら早めに処分してください。 処分の際は、缶詰のふたを開けてガスを放出させてください。特にイージーオープン(EO)ふたの場合は、膨脹の程度にもよりますが、少しの衝撃を与えても破裂する場合がありますので慎重に行ってください。手順といたしましては、ビニール袋などをかぶせて(包んで)から作業しやすい場所に移動しましょう。汚れても良いものであれば雑巾などをかぶせても構いません。そして、開けた時に中身が飛び散ることがありますので、ビニール袋や雑巾をかぶせたままプルタブを起こしてガスを抜きます。ガスが抜けるともう破裂の心配はありませんので、開缶して中身と缶容器を廃棄してください。 缶切りを使って開けるタイプのふたは、上記と同様に保護した後に缶切りなどで一度穴をあけてガスを抜いてください。その後分別して廃棄ください。
最後に
今回はうっかり賞味期限がきれて放置していた缶詰が破裂してしまったお話でした。
今回このブログをご訪問くださった皆さんはお気をつけて…(同じようなことがあって見に来てくださっている可能性もあるかもですが)。
それでは今回はこのへんで。
他の方の体験談 (=゚ω゚)ノ
もしや結構よくある話…?(いや、ないかw)
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