Microsoftさんには長い間お世話になっておりますけど、
今使ってるアカウントは、10年くらい前に作ったものでした。
突然求められた保護者の同意
今まで全然何も言われたことなかったのですが、昨日 Microsoftのクラウドストレージである OneDrive にアクセスしようとしたら、この画面。
え。どういうこと??
よく分からないけど、保護者の同意がないと使えないアカウントになってしまっている様子。10年間何も言ってこないのに突然なんなんだ…。
なぜ保護者の同意を求められたのか
なぜ保護者の同意を求められることになったのか。
マイクロソフトによると、アカウントが未成年として設定されていると、このメッセージが表示されることがあるとのこと。
ユーザーが安全にアプリとゲーム コンテンツをナビゲートできるようにすることは、Microsoft の最優先事項の 1 つです。 アカウントの作成や、Microsoft サービスへのアクセスに許可が必要な地域に住んでいる場合は、保護者の同意を得ることや保護者の同意を提供することを求めるメッセージが表示されることがあります。
アカウントの生年月日から未成年であると判断されています。
引用:保護者の同意の管理 - Microsoft サポートより一部抜粋
うーん…。
調べてみたら、このアカウントA、生年月日が、おそらく作成した頃の年、2013年になっていました。…てことは10歳か。原因はこれか。笑(そんな生年月日を設定した記憶もないんだけど…)
保護者の同意に対する対応
とりあえず、これの対応をしないと、アカウントを使うことができない…。
なんとかしなくては。
まず、「親または保護者です」を選択して先に進んでみる。
自分のアカウントを入力するよう求められる画面が出てくるので、自分のアカウントを入力するのですが…
私はマイクロソフトのアカウントは、今回このメッセージがでたもの (これを個人用アカウントAとします) と、職場で使っているもの (これを職場用アカウントBとします)、計2つを持っています。
アカウントAを入力してみたら、上の画面に戻ってしまい、何もすることができません。そりゃそうか。
職場用アカウントBも反応しませんでした。
職場用アカウントはこういう時は役に立たない模様。
つまり、対応するには、新規の個人用アカウントが必要 ということ…。
ということで、すべきことは、
「新しいアカウントを作って、それを保護者にして、保護者権限で操作する」。
箇条書きにすると以下の通り。
- アカウントAの保護者用アカウントとして、新規の個人用アカウントC (生年月日は成人) を作成する (同時にファミリーグループが作成される)。
- 保護者用のアカウントCにログインして、アカウントAの生年月日を変更する。
- ファミリーグループを解除する。
順番にやっていきましょう。
1.アカウントAの保護者用アカウントとして、新規の個人用アカウントCを作成し、アカウントCのファミリーグループにアカウントAを追加する
新規アカウントの作成に必要なのは、これまでにマイクロソフトと紐づけしていないメールアドレスです。作成する際は、生年月日は成人になるようにします。
アカウントA経由で保護者用アカウントCを作成すると、自動でアカウントAが、保護者用アカウントCのファミリーグループに組み込まれます。
画像を残すのを忘れていたのですが、Web上で、アカウントAにログインを試みたら、別のアカウント作成できるリンクが出てきたので、私はそこから作成しました。
もしこれが難しい場合は、新規保護者用アカウントCにログインして、保護者用アカウントCのファミリーグループに、アカウントAを追加したらいいかもしれません。
ユーザーをファミリ グループに追加する - Microsoft サポート
アカウントCのファミリーグループにアカウントAを追加できたら、保護者の同意というメッセージに対応することができるようになります。
▲ 10歳の設定だった私。。
2.保護者用のアカウントCにログインして、アカウントAの生年月日を変更する
上記の対応で、とりあえずアカウントAを使うことに問題はなくなったのですが、設定が未成年のままだと、今後も何かとメッセージがでてくるようだと面倒です。生年月日を本来の大人に変更しておきたいところです。
しかし調べた結果、日本の場合は、未成年アカウントの生年月日は、そのアカウントからは変更できないようです。
以下の手順に従って、変更します。
13 歳未満のお子様のアカウントの生年月日を更新できるのは、保護者か、そのお子様のアカウントを管理するためのアクセス許可を持つ他の大人だけです。
保護者の Microsoft アカウントを使って、family.microsoft.com でアカウントにサインインします。
[あなたのファミリー]ページの下部までスクロールし、[お子様のプロファイル情報の管理] を選択します。
変更するお子様のアカウントの [アクセス許可の管理] ページで、右側の [このお子様の個人情報を編集] を選択し、画面に表示される指示に従って操作します。
保護者アカウントC経由で、個人情報を編集して、
アカウントAの生年月日を変更することができました。
以下のメッセージが出てくるので、「はい」を選択すると、
アカウントAはアカウントCの管理下から外れます。
3.ファミリーグループを解除する
ファミリーグループである必要もないので、ファミリーグループから脱退、もしくは削除します。
(※ 保護者アカウントがそもそも自分なので、これはしなくても問題はないと思います)
これで無事成人用アカウントへの再設定ができました。
最後に
ということで、今回は、Microsoft で保護者の同意を求められた話でした。
気づけば未成年アカウントでしたが、これまで何も言われたことはありませんでした。
このようなメッセージが出るようになったのは、
それだけ最近は厳しくなっているということでしょうね。。