先週インフルエンザで倒れていました。
ワクチンはうっていたので、少しはマシだったのかなとは思いますが、
体がだるくて、2日くらい寝込みました。
というわけで。
せっかくなので、インフルエンザについて少し調べました。
インフルエンザの潜伏期間と症状。
- インフルエンザの潜伏期間は1~3日。
- 急な発熱:38度以上。でも37度台のことも。
- 頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛。
- 咳や鼻水などを認めることも。
一般的な風邪の症状に似てるけど、ちょっとひどい。
大体一週間くらいで治る。
高齢者の方や、何らかの疾患をお持ちだと、重症化することもあるので要注意。
いつ病院に行ったらいいの?
病院で使用されている検査キットは、発症後まもなくだと、ウイルス量が少なくて、インフルエンザに感染していても陰性になってしまうこともあるそうです。
最近では、発症後数時間でも感知してくれる検査キットもあるようですが…(聞いた話だと発症後3時間で感知してくれるものもあるとか)。
よく言われているのは、発症12時間後以降に検査するのがいいそうですね。
抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に効果 (発熱期間が1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排出量も減少する) があるとされているので、病院の受診は早すぎず、遅すぎず…がいいようです。
ただ、いつ検査をしたとしても、100%の精度ではないのですよね。ということで、インフルエンザの診断は、キットだけでなく、最終的には医師の判断に。。
というのが、一般的なお話ですが、
小さい子や、高齢者の方、何らかの疾患をお持ちの方は、重症化することもあるので、インフルエンザを疑うようなら、早めの受診がよいようです。
感染力とお休み期間。
感染力があるのは、発症1日前くらいから発症後1週間くらい。
発症後3日目くらいが感染力のピーク。
発熱が発症の目安ですが、
熱がさがってからも、感染力があるっていうのがやっかいですね。。
お子さんの場合は、学校保健安全法っていうので、感染力のある期間を踏まえて、出席停止期間が決まっていますが、大人の場合は、法律では決まっていません。お勤め先の規定に従うことになるようですが、学校保健安全法に準じていることが多いようです。
『発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日 (幼児は3日) を経過するまで出席停止』てやつです。
図にしたらこんな感じ。参考までに。
一応原則なので、状況によって、この限りではないようですけども。
解熱してからも、周りの皆さんのために、よくなるまでは、極力不要なお出かけは控えたいものですね…。
インフルエンザの予防
- インフルエンザワクチン
感染や発症そのものを完全に防ぐことはできない。(*´Д`)
感染後に発症する可能性を減らす効果と、発症した場合の重症化防止に有効。
- 咳エチケット→マスクしておくれ。特にうちの知り合い...(笑)
インフルエンザの主な感染経路は、咳やくしゃみによる飛沫感染と、咳やくしゃみから出たウイルスを触ってしまう接触感染。いずれにしても、口や鼻、眼の粘膜からウイルスが体の中に入ってしまうことから感染します。
不顕性感染や、あまり自覚症状のない方もいるから、
① 普段から咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと。
② 咳やくしゃみが出るときは、できるだけマスクをすること。
③ 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと。
感染者がこのような飛沫感染対策を行うことが大事。。
- 手洗い
流水・石鹸による手洗いは、インフルエンザウイルスの除去に効果的だそうです。
インフルエンザウイルスには、アルコール製剤も効果があるようです
- 適度な湿度
乾燥すると、気道の粘膜の防御機能が低下するそうです。
インフルエンザ予防に適切な湿度は、50-60%。
- 十分な休養と栄養摂取
- 人混みを避ける
マスクは、ある程度飛沫感染等を防ぐことに効果があるとされる、
不織布製マスクがよいそうです。
最後に
今日のお話は、2018年3月時点の情報。
インフルエンザ流行レベルマップでは、
まだまだ日本中、警報レベルを超えてるみたいです。
罹ってしまった方、お大事に。。
罹っていない方も、お気をつけて…。
参考:厚労省HP, 国立感染症研究所HP他